クラウド型学習管理システム
Open LMSの特長

教職員にとっても学習者にとっても満足度の高いオンライン教育を実現する
Open LMSならではの特長

変化する教育ニーズに応えて進化しつづける
LMS

世界でもっとも使用されているオープンソースの学習管理システム「Moodle」は、最大級のユーザーコミュニティを有しており、時流が求める教育ニーズに応じたバージョンアップやプラグイン開発が活発に行われています。

そんなMoodleをベースにしているOpen LMSは、定期的なアップデートによってMoodleが提供する最新バージョンや機能アップデートに順次対応するだけでなく、利便性をさらに高める独自機能も利用できます。

わざわざ個別にカスタマイズや開発をしなくても、最新のオンライン教育環境を利用できるので、「スクラッチ開発したLMSだと、先生や学生のニーズに対応するのにコストや開発期間がかかる」「サーバーやOSといったシステム環境のアップデートやセキュリティ対策に追いつくのが大変」といった悩みもなくなります。

7万ユーザーでの運用実績あり!
大規模利用でも安定・安全なクラウドで、
途絶えない教育環境を提供

教育環境の基盤となるLMSには、状況によって変動する同時アクセス数、セキュリティ対策、データのバックアップといった対応が求められます。Open LMSはAmazon Web Service(AWS)が提供するクラウド環境上に構築されており、大規模なユーザーによるアクセスにも対応できる安定性と高いセキュリティ環境、災害等からの高速な復旧を可能にするバックアップ体制を備えています。

年度の切り替わり時期やオンライン授業の増加といったLMSへの同時アクセス数が急増するような場合でも、クラウド環境側で必要なリソースをすぐに追加できるため、安定したご利用が可能です。

「LMSのサーバーがダウンしてしまって教育が継続できない」といった状況を未然に防げます。

対面による協働学習も個別最適な教育の提供も思うままに!豊富な機能で理想の授業運営をサポート

Open LMSは、予習・授業中・復習の各段階を支援する豊富な機能で、反転授業の実施や対面授業の円滑な進行・活性化、個別最適な教育の提供に対応します。教職員が実施したい授業の運営と、学習者が主体的に学修できる環境、その双方の実現をサポートします。

[主な機能]

  • データベース:学習者が提出課題を登録。発表中でも相互評価やコメント投稿でき、フィードバックを拡充。
  • ワークショップ:レポート課題を学習者同士でピアビュー(相互評価)。自己評価や振り返りに。
  • リアルタイム投票:授業に取り入れて、集計や結果共有を実施。学習者の参加を促進。※オプション
  • 出欠登録:時間制限、パスワード設定、登録用QRコード発行などに対応。遅刻等の自動判定も可能に。
  • ファイル共有:授業で使用する資料の事前配布や閲覧確認。一斉配布も、個人やグループでの出し分けもOK。
  • フォーラム:学習者が質問や意見を自由に投稿。教員からのフォローで学習者の満足度をアップ。
  • H5P対応:アップした動画コンテンツにクイズを挿入。知識定着や視聴促進に効果。

[Open LMS独自機能]

個人用学習デザイナ(PLD)

個別最適化された学習ルートの設計、実施を効率的に行える機能です。

学生一人ひとりの状況や成績に応じた各種アナウンス、教材やテスト受験への誘導などの学習ルートを、教員が事前に設定し、大人数の授業でも、きめ細かい教育を少ない負荷で確実に実行できます。

設定例:

  • 出席率が80%を切った学生に、所定のメッセージを送りフォロー、ドロップアウト防止
  • テスト結果が70点以上の学生をさらに高難度の教材へ誘導、
    70点未満の学生は、復習用教材へ誘導し70点以上を取得できるまでテストを繰り返し受験
Open LMS 個人用学習デザイナーのイメージ
Open LMSのユーザーインターフェイスイメージ

学生がいつでもどこでも学習できる
インターフェース、
管理業務の効率化もおまかせ

Open LMSが提供する独自のユーザーインターフェース「Snap(スナップ)」は、使いやすく洗練されたデザインでレスポンシブにも対応しているため、パソコン、タブレット、スマートフォンといったデバイスに応じて最適化された画面で利用できます。対面授業やオンライン授業時はノートパソコンで、移動中のスキマ時間はスマートフォンで予習・復習、などシーンにあわせて学習に取り組みたい学生のニーズにも柔軟に応えます。

また、システム管理者にとって大きな負担になりやすい、LMSへのユーザーやコース情報の登録・更新作業も、Open LMSの独自機能「Conduit(コンジット)」なら簡単に一括登録でき、業務の効率化を図ることが可能です。

外部システムやプラグインとも柔軟に連携、
必要な機能を必要なときに拡張

Open LMSは学習ツールの相互連携を目的とした国際的な技術標準規格・LTI(*1)に準拠しているため、同じようにLTI規格に対応しているさまざまなITツールとシームレスに連携できます。たとえばオンライン授業のライブ配信ができるCollaborateやZoom、動画配信ソリューションのKalturaやPanopto、論文やレポートの剽窃チェックツールなどをLTIで連携すれば、まるでOpen LMSの機能のひとつのようにメニューからオンライン授業に参加できたり、動画内に設置したクイズの成績を自動反映したりできます。また、Moodleがベースになっていますので、Moodle用のプラグイン(*2)を取り入れた機能追加も可能です。

必要な機能を必要なタイミングでOpen LMSに追加・拡張することで、お客様のニーズにあった教育環境基盤を運用していけます。

*1 LTIとは、「Learning Tools Interoperability」の略です。LMSとさまざまな教育ICTツールとの相互連携を実現するために策定された、国際的な技術標準規格です。LTIに準拠しているLMSと外部ツールであれば、開発元が異なっていても連携が可能です。
*2 プラグインとは、追加機能のことです。プラグインを使うことで、LMSに機能を追加することができます。Moodleでは多種多様なプラグインが開発・提供されているため、Open LMSに問題なく追加可能なものか、開発元で事前にソースコード確認を実施したうえで対応いたします。

デジタルならではの教育環境を活かした
学修データの分析や
ラーニングアナリティクスに対応

文部科学省の提唱にも見られるとおり、学習者の特性にあわせた個別最適な教育を実施していくためには、LMSをはじめとするICTの活用と、そこから得られる教育データの効果的な収集・蓄積・分析が必須となっています。

Open LMSでは、「Open Reports(オープンレポート)」という独自のレポート機能により、システム内部に自動的に収集・蓄積されたデータを、学習者のアクセス履歴や学習進捗状況、学習効果の確認といった複数の観点から確認できます。また、学修データ分析ツール「IntelliBoard(インテリボード)」とも連携できるため、LMSの学修データを、より高度な分析レポートやわかりやすいダッシュボード形式で可視化し、教育と学習の状況を深堀していくことも可能です。このようなLMSのデータ分析によって、たとえば学習活動と成績の相関を把握したり、ドロップアウトしそうな学習者の事前検知や適切なフォローを実施したり、データに基づく意思決定とアクションが行えるようになります。

さらに、Caliper(キャリパー)形式(*3)に対応しているため、ラーニングアナリティクス環境として多様なITツールのデータを蓄積できるLRS(*4)へのデータ連携も可能。LMS単体だけでなく、他の教育ICTツールやZoomなどのITソリューションから得られるデータとあわせた複合的な分析ニーズにも応えられる拡張性があります。

*3 Caliper形式とは、学習履歴データをシステム間で授受するための国際技術標準規格です。複数のLMSを使用していても、学習履歴をCaliper形式で出力することで、1つのLRSにデータを集積し分析に役立てることが可能です。
*4 LRSとは、「Learning Record Store」の略で、複数システムの学習履歴データを集積できるデータベースのことです。

世界で採用されているMoodleを、さらに便利にしてクラウドで
Open LMSが、より満足度の高いオンライン教育環境を実現します

LMSは教育と学習の基盤となるシステムであり、昨今ではコロナ禍であっても教育を維持・拡充するためのソリューションとして、
オンライン授業やリモート教育の提供、教職員と学習者間でのコミュニケーションといった、さまざまな教育シーンで活用されています。
Moodleをベースに拡充した豊富な機能と安全なクラウド環境を兼ね備えたOpen LMSは、皆様が目指す教育環境にお応えします。

Open LMSに関する資料請求やお問い合わせ、導入やMoodle等からの移行のご相談など、以下よりお気軽にご連絡ください。

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