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【Rosetta Stone学習体験記】第6回 しゃべれるようになりたいなら、絶対極めるべし!Games & Activities / ゲーム & アクティビティ

前回は、ネイティブの講師と気軽にグループセッションできるLive Tutoring / ネイティブコーチ オンラインレッスンの学習体験記をお届けしました。今回は、3つあるプログラムの最後のプログラム、Games & Activities / ゲーム & アクティビティです。

目次[非表示]

  1. 1.Games & Activitiesとは
  2. 2.クリックやタイピングで高得点を狙う「PLAY」
  3. 3.二人一組で会話しながら高得点を狙う「TALK」
  4. 4.外国語の物語を聞き、自分の朗読を録音できる「READ」
  5. 5.こんな時に取り組もう!おすすめの活用タイミング
    1. 5.1.どうしてもやる気が出ない時にPLAYやREAD
    2. 5.2.次のLive Tutoringまで日が空いてしまった時や、「今すぐに」会話練習をしたいときにTALK
    3. 5.3.Language TrainingやLive Tutoringじゃ物足りない、上級者の次の目標に
  6. 6.自分の学習進度や上達度に応じて、実践力強化

Games & Activitiesとは

Games & Activitiesのトップ画面。3種類に分かれています。

「PLAY」、「TALK」、「READ」の3種類のトレーニングが用意されており、ミニゲームや朗読を楽しみながら4技能を強化できます。取り組むべき順番やタイミングは指定されておらず、好きな時に好きなトレーニングに取り組めます。

以下に3つのコンテンツを紹介し、筆者が実際にプレイしての印象をお伝えします。

クリックやタイピングで高得点を狙う「PLAY」

「PLAY」には、ミニゲームが多数用意されており、一人で高得点を狙うのはもちろん、他の学習者と点数を競うこともできます。


「PLAY」で遊べる一つ、「BUZZ BINGO」。音声を聞いて聞こえた単語を塗りつぶしていき、縦・横・ななめ1列をどれか揃えるビンゴゲームです。結構な速さで英語が読み上げられていきます。

英語を聞いてクリックやタイピングで答えるものが多く、特にリスニング能力を強化できます。Games & Activitiesの中では一番気軽に取り組めますが、ゲーム内で読み上げられる英語の速度はほぼネイティブレベル。Language TrainingLive Tutoringに真面目に取り組んでいても、思うように聞き取れず、話の全体像をつかむのがやっとです...。

高得点を狙うには、何度もチャレンジしてリスニング能力を強化する必要がありそうです。

二人一組で会話しながら高得点を狙う「TALK」

オンラインの他の学習者とタッグを組み、学習中の言語でやりとりしで様々なクイズをクリアしていきます。Live Tutoringで会話練習をするときは、会話がスムーズに進むよう講師が適宜誘導してくれますが、こちらはそれが一切なく、より実践的な練習になります。

例えば、上の写真の「Identi」というゲームは、自分だけに表示されている写真について、相手に学習言語で説明し、相手に何の写真か当ててもらいます。正解するまでの時間が短いほど高得点を得られます。

高得点を狙うには、Language TrainingやLive Tutoringで身につけた会話能力をフル活用するのはもちろん、コミュニケーション能力も必要になります。初心者にとっては、チャレンジすることさえ恐ろしいトレーニングかもしれませんが、何度も取り組むことで会話力が間違いなく向上しそうです。

外国語の物語を聞き、自分の朗読を録音できる「READ」

上の2つとは趣向が一変、癒し系(?)のコンテンツです。
心温まる詩や物語を聞いたり、自分で朗読して発音判定をしてもらったりできます。こちらはLanguage Trainingの内容に対応しているので、それぞれのユニットを修了した後に取り組んでもいいかもしれません。

英語の読み上げ速度は、PLAYと同様ほぼネイティブが話すスピードで読み上げられますが、上の写真のようにテキストを見ながら聞くこともできます。テキストと音声で純粋に物語を楽しんで息抜きするもよし、テキストを非表示にしてリスニング力強化を図るもよし、また自分の朗読を録音し、スピーキング力を試すもよし、です。


以上が、Games & Activitiesの全体像です。難易度がそこそこ高く、かなりボリューミーです。Language Trainingも、Live Tutoringもやらなきゃいけないのに、Games & Activitiesはどのタイミングでやったらいいの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

以下に、私の取り組み例を交えつつ、おすすめのタイミングをご紹介します。

こんな時に取り組もう!おすすめの活用タイミング

どうしてもやる気が出ない時にPLAYやREAD

Language Trainingを進めなきゃいけないのはわかっているけど、どうしても気がのらない時があります。

そんなときは、「PLAY」を1回やって、もしくは「READ」の物語を1つ聞いて、今日は終わりでいいや、とハードルを下げて学習を始めます。そうすると、1つ終わったころには、「ここまでやったし、ついでにLanguage Trainingのトレーニング1つやろう…」という気が起きるので、学習にスムーズに取り掛かれます。

次のLive Tutoringまで日が空いてしまった時や、「今すぐに」会話練習をしたいときにTALK

前回ご紹介した通り、会話レッスンはLive Tutoringで行えますが、予約が必要です。これに対し、TALKは予約なしで思い立った時に会話練習できます。次のLive Tutoringまで時間が空いてしまうと、どうしても会話能力がなまります。それを防ぐためのつなぎとして有効です。

上の写真のように、チャット機能で仲間を募ると、より確実に相手を見つけられます。

Language TrainingやLive Tutoringじゃ物足りない、上級者の次の目標に

ここまで述べたように、Games & Activitiesは、一番実践的なトレーニングができるプログラムです。Language TrainingやLive Tutoringが一通り終わって目標を失ってしまったら、このプログラムで高得点を取ることを次の目標とするのがおすすめです。特にREADでは、長文の読解、リスニング、スピーキングと、他2つのプログラムにはない高度なトレーニングを行えます。ぜひチャレンジしてみてください。

以上が、おすすめのGames & Activitiesの活用タイミングです。利用イメージを掴んでいただければ幸いです。

自分の学習進度や上達度に応じて、実践力強化

Games & Activitiesは、息抜きに使えるミニゲームの寄せ集めではなく、本当に「しゃべれる」ようになりたいなら絶対に取り組むべきトレーニングです。

筆者個人的には、Language TrainingとLive Tutoringを一通り終わらせるだけでは、ネイティブの人と自然に会話できるレベルにはならないと感じています。現在は、Games & Activitiesを学習の隙間に取り組む、という使い方をしていますが、学習が一通り終わったらもっと本格的に取り組み、さらに会話練習を積みたいと考えています。

これから語学研修サービス、製品をお探しの皆様は、ぜひ学習コンテンツだけのものでなく、アウトプットの機会も用意されているような研修、製品を選ぶか、そのような機会を意識的に作っていただければと思います。

弊社ではRosetta Stone製品の導入だけではなく、製品選びも含め、社員の語学力向上に向けた長期計画の立案や、学習モチベーション維持の施策について等、包括的なご助言も可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

ではまた!

Rosetta Stone学習体験記 目次


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