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DXとデータで学生ひとりひとりに寄り添う

今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大やDX(デジタルトランスフォーメーション)の大きな進展の影響は、高等教育機関にも波及しています。学習管理システムや遠隔授業システムなどの教育ICTツールの導入が急速に進みましたが、どのようにICTツールを活用すれば学生一人ひとりに寄り添ったよりきめ細かい教育を効率的に実施できるのか、システムに蓄積された膨大な学修データをどう分析し役立てるか、など、教職員による現場レベルでの試行錯誤が続いています。

本セミナーでは、4名の講演者様をお迎えして、これまでの教育DXやデータ利活用に関係する政策や高等教育機関の現場の取り組みを総括、知見を共有し、今後の展望を参加者の皆様と考える機会を創出できればと存じます。

基調講演は、文部科学省高等教育局高等教育企画課の星匡哉様より「高等教育DXの政策動向と可能性(仮)」について、大阪大学の鎗水徹先生より「大阪大学のDX:ひとりひとりに寄り添う『OU人財データプラットフォーム』」について、東海大学の岡田工先生より「東海大学におけるコロナ禍の遠隔授業の対応と今後の取り組みについて」、東京国際工科専門職大学の藤井竜也先生より「日本初『情報系』専門職大学の開学における教育用ICTの活用と課題」についてご講演いただきます。

高等教育関係者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。

主催:アシストマイクロ株式会社
共催:アマゾンウェブサービスジャパン合同会社

\こんな方におすすめ/

高等教育機関でのDXとデータ活用の取り組みについて知りたい
LMS内のデータを活用して、学生一人ひとりの悩みやニーズに寄り添いたい
大学教育におけるデジタル活用の推進と今後の動向について知りたい

イベント概要

イベント名

高等教育機関における教育DXとデータ利活用の今とこれから

日時

2023年10月18日(水)14:00 ~ 16:30

形式 オンライン(Zoom)
申し込み期限 開催日前日17:00まで
参加費 無料
お問い合わせ アシストマイクロ株式会社 セミナー事務局
am_info@assistmicro.co.jp
注意事項
  • 同業他社様のご参加はご遠慮いただいております。あらかじめご了承ください。
  • 本フォーラムはZoomを使用して行います。詳しい動作環境は、こちらをご参照ください。

プログラム

 14:00 - 14:05

開会挨拶

     アシストマイクロ株式会社 執行役員 岩沢 哲之

14:05 - 14:35

基調講演 高等教育DXの政策動向と可能性

 

     文部科学省 高等教育局 高等教育企画課 課長補佐 星 匡哉 氏

14:35 - 15:05

講演   大阪大学のDX:ひとりひとりに寄り添う「OU人財データプラットフォーム」

 

     大阪大学 OUDX推進室 副室長 教授 鎗水 徹 氏

15:05 - 15:10

休憩

15:10 - 15:40

講演   東海大学におけるコロナ禍の遠隔授業の対応と今後の取り組みについて

 

     東海大学 学長室 部長(情報担当)教授 岡田 工 氏

15:40 - 16:10

講演   日本初「情報系」専門職大学の開学における教育用ICTの活用と課題


     東京国際工科専門職大学 情報工学科 学科長 教授 藤井 竜也  氏

16:10 - 16:25

主催者講演 高等教育機関における教育DXとデータ利活用の今とこれから

 

      アシストマイクロ株式会社 澤田 良二

16:25 - 16:30

閉会挨拶 

 

     アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 パブリックセクター 教育事業本部 部長 佐藤 英知 氏

ご講演者

文部科学省 星様
文部科学省 星 匡哉 氏
講演概要:高等教育におけるデジタル化・DXについて、文部科学省では「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」による環境整備の支援や、Scheem-Dによる新たな大学教育に挑戦するコミュニティ形成の支援等を推進してきました。今回の講演では、これらの施策で得られた知見や事例を御紹介するとともに、DXの進展がもたらす高等教育の可能性や今後の期待についてお話しします。
プロフィール:2007年4月入省、大臣官房総務課に配属。以後、原子力規制、公立学校施設整備、広報、特区制度・規制改革、いじめ・自殺対策、健康教育・食育などに従事。途中、厚生労働省に出向し、職業能力開発施策を担当。2019年8月に福井県教育庁に出向し、県教育振興基本計画の策定、県立学校への1人1台端末の整備、新型コロナ対策などを担当。2023年4月より現職。現在は局の総合調整に従事。
OsakaUniv_Prof.Yarimizu
大阪大学 鎗水 徹 氏
講演概要:大阪大学では、2027年に向けた「OUマスタープラン」に基づき、教育・研究・経営のDXを進めています。その一環として、阪大構成員全員に付与する統合ID「OUID」と、ひとりひとりに寄り添う「人財データプラットフォーム」の検討・構築を進めています。
また、大学組織でDXを推進する難しさに対し、どのように考え、取り組んでいるかについてもお話ししたいと思います。
プロフィール: 大阪大学OUDX推進室 副室長・教授(兼 サイバーメディアセンター教授、情報推進本部教授)。大阪大学のDX推進リーダーとして、大学全体の教育・研究・経営のDXに従事。
新日本製鐵(現 日本製鉄)入社後、約30年間のIT業界のベンダー・ユーザ企業両方での実務経験を踏まえた、「経営とIT」戦略の理論研究と実践に取り組んでいる。早稲田大学法学部卒業、早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得満了。経営情報学会、日本経営学会、組織学会、教育システム情報学会 会員。
東海大学 岡田 工 氏
講演概要:2020年春、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、東海大学も授業開始が約1ヶ月遅れ、すべての授業を遠隔授業として再開した。以前より稼働していた授業支援システムは、約3万人の学生によるアクセスによってシステムは停止した。急遽、秋よりOpenLMSを導入し、全学生が遠隔授業を同時に受講できる環境を準備した。遠隔授業の恩恵として、デジタル化が進み、現在もOpenLMSが授業に活用されている。本発表では、これまでの取り組みと全国に広がる東海大学のキャンパスをつなげる遠隔授業などについても紹介していく。
プロフィール:岡田 工 (おかだ たくみ)
理系教育センター 教授 博士(工学)
学長室 部長(情報担当)

香川大学大学院工学研究科材料創造工学専攻修了。工学博士。
東海大学短期大学部電気通信工学科に着任し、東海大学チャレンジセンターへ異動。東海大学現代教養センターチャレンジセンター長、現代教養センター次長を歴任。産業技術総合研究所客員研究員として「量子ドットを用いた光制御」について研究。また、ICTを利用したグループワークについて研究も行っている。応用物理学会、電気学会、日本情報科教育学会、日本教育情報学会 会員。
東京国際工科専門職大学 藤井 竜也 氏
講演概要:本学は日本初の 「情報系」専門職大学として新しい大学制度に基づいて2020年に開学し、デジタル人材・DX人材 を育成しています。
AI・IoT・ロボット/ゲーム・CGを学ぶコースがあり、開学準備では少人数授業による教育を支援する情報通信(ICT)システムのデザインを教職員で行い、開学直前に顕在化したコロナ禍に対するオンライン移行を迅速に進める為に、映像配信サービス等の導入を開学と同時に実施しました。
来春に一期生の卒業を迎えるこの機に、教育支援システムの活用の成果や今後の課題について紹介します。
プロフィール:東京大学大学院 工学系研究科 電気工学専攻 博士課程 修了。工学博士。日本電信電話株式会社(NTT)に入社後、大容量並列信号処理システムと超高精細映像通信システムの研究開発に従事。セントルイス・ワシントン大学 客員研究員、東日本電信電話株式会社 開発担当部長を経て、NTT未来ねっと研究所 メディア処理システム研究 グループリーダとして4Kディジタルシネマ配信システムと高信頼リアルタイム映像伝送技術の研究開発に従事。電気通信普及財団テレコムシステム技術賞、CENIC Innovation in Networking Awardほか受賞。IEEE、電子情報通信学会、映像情報メディア学会会員。

共催社

アマゾン ウェブ サービス(AWS)は、2006年に他社に先駆けてサービスを開始して以来、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドサービスになっています。
AWSは、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーク、分析、機械学習および人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、仮想現実(VR)および拡張現実(AR)、メディア、ならびにアプリケーション開発、展開および管理に関する240種類以上のフル機能のサービスを提供しています。
AWSのサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。
AWSの詳細については以下のURLをご参照ください。https://aws.amazon.com/

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