アクセシビリティとは、年齢や身体障がいの有無に関係なく、誰でも必要とする情報、製品やサービス、システムに簡単にたどり着け、容易に利用可能であることをいい、その状況を広げる取り組みを「アクセシビリティの向上」といいます。
アクセシビリティの向上は国際的な取り組みになっており、毎年5月の第3木曜日は、世界各地でデジタル分野のアクセシビリティについて考える日として「Global Accessibility Awareness Day(GAAD)」が定められ、アクセシビリティについて話し合う機会が設けられています。
日本国内の高等教育機関における動きを見ると、国内大学等に在籍する障がいを持つ学生数は年々増加傾向にあり、2019年5月時点では約3.8万人になっています。各大学等における障がい学生支援の取り組みが進む一方で、規程等の整備、紛争の防止・解決等に関する調整機関の設置、支援情報の公開、就職支援など、十分ではない部分もあると報告されています(*1)。
さらに、新型コロナウイルスの影響によりオンライン教育が急速に普及しており、LMSなどの教育ICTツールにおいても、誰もが利用できるようにアクセシビリティを確保・向上することが、今後一層求められるでしょう(*2)。
そこで今回は、高等教育機関の教育基盤であるLMSの「アクセシビリティ」をテーマにしたWebセミナーを開催します。
セミナーでは、教育ICTにおけるアクセシビリティの考え方や取り組みをはじめ、多様な学生にできるだけ簡単かつ明確に学修コンテンツを届けるために、LMSの設計・運用で意識した方がよい"4つのポイント"をお伝えいたします。
また、Moodleベースのクラウド型学習管理システム「Open LMS(オープンエルエムエス)」(*3)を実例として、アクセシビリティに配慮したLMSの機能や使い方をデモンストレーションでご紹介いたします。
Open LMS開発元の英国Learning technology社が今年5月のGAADで発表したグローバルな最新情報も、日本語でわかりやすくお届けしますので、アクセシビリティの理解を深めたい方にもおすすめです。
高等教育機関ご関係者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
*本Webセミナーは2022年7月21日に開催したセミナーの再演です。
イベント名 | Webセミナー「LMSのアクセシビリティを高める4つのポイント~Moodleベースの学習管理システムでの実例〜」 |
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日時 |
2022年8月23日(火)15:00~15:45 |
内容 |
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会場 | オンライン開催 |
申し込み期限 | 8月22日(月) |
参加費 | 無料 |
定員 | 50名 |
お問い合わせ | アシストマイクロ株式会社 セミナー事務局 am_info@assistmicro.co.jp |
注意事項 |
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※お申し込みを締め切りました。
*1 「令和3年度JASSO 障害学生支援 理解・啓発セミナー 障害のある学生の修学支援について」12スライド目(文部科学省 高等教育局 学生・留学生課)
*2 令和3年版 情報通信白書 第1部第2章第4節(総務省)
*3 Open LMS(オープンエルエムエス):全世界1億人以上に利用されているオープンソースの学習管理システムのMoodle(ムードル)をベースに、独自機能が追加されたクラウド版LMSです。新型コロナウイルス感染症による影響でオンラインツールの利用が増え続けている今、高等教育機関様でのご利用が増えています。製品の詳細はこちら
本フォーラムは、Blackboard社のコラボレーション製品「Blackboard Collaborate」を使用して開催します。
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